jconsole(1) Javaトラブルシューティング、プロファイリング、モニタリン jconsole(1)

名前

jconsole - Javaアプリケーションをモニターおよび管理するためのグラフィカル・コンソールを開始します。

概要

jconsole [ options ] [ connection ... ]

options

コマンド行オプション。オプションを参照してください。

connection = pid | host:port | jmxURL

pid値はローカルのJava Virtual Machine (JVM)のプロセスIDです。JVMはjconsoleコマンドを実行しているユーザーIDと同じユーザーIDで実行する必要があります。host:port値はJVMが動作しているホスト・システムの名前と、JVMが開始したときにシステム・プロパティcom.sun.management.jmxremote.portで指定したポート番号です。jmxUrl値は、JMXServiceURLで記述されている、接続されるJMXエージェントのアドレスです。

connectionパラメータの詳細は、JMXテクノロジを使用したモニタリングおよび管理 (http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/management/agent.html)を参照してください

JMXServiceURLクラスの説明( http://docs.oracle.com/javase/8/docs/api/javax/management/remote/JMXServiceURL.html)も参照してください

説明

jconsoleコマンドは、ローカル・マシンまたはリモート・マシン上のJavaアプリケーションと仮想マシンのモニターと管理を行うグラフィカル・コンソール・ツールを起動します。

Windows上では、jconsoleコマンドはコンソール・ウィンドウと関連付けられていません。ただし、jconsoleコマンドが失敗すると、エラー情報を示すダイアログ・ボックスが表示されます。

オプション

-interval=n

更新間隔をn秒に設定します(デフォルトは4秒)。

-notile

最初にウィンドウをタイル表示しません(複数接続の場合)。

-pluginpath plugins

JConsoleプラグインを検索するディレクトリまたはJARファイルのリストを指定します。pluginsパスにはMETA-INF/services/com.sun.tools.jconsole.JConsolePluginという名前のプロバイダ構成ファイルを含んでいる必要があり、これにはプラグインごとに1行が含まれています。その行はcom.sun.tools.jconsole.JConsolePluginクラスを実装しているクラスの完全修飾クラス名を指定します。

-version

リリース情報を表示して終了します。

-help

ヘルプ・メッセージを表示します。

-Jflag

jconsoleコマンドを実行したJVMにflagを渡します。

関連項目

•JMXテクノロジを使用したモニタリングおよび管理

(http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/management/agent.html)

2013年11月21日 JDK 8